「SQL アンチパターン」を読んだ

読んだ。まとめと感想を簡単に。

内容

RDB を扱うにあたって陥りやすいアンチパターンを1章につき1つ、計25個を紹介する。各章は一貫して

という流れになっている。アンチパターンはクエリの書き方に関するものからテーブル設計に関するものまで様々。

また、ほぼすべてのケースについて特定の RDB に依存しない話となっている(たまに MySQL に限定した話が出てくる)。

感想

元々2章で扱っている内容(ツリー構造の設計方法)を調べている過程で目に入り、以前から名著と聞いていたので思い切って購入した。結果としては正解だった。

25個のアンチパターンの中にはもちろん知っているものもあったが、つまりはそれらが頻出パターンであるということ。実際に陥りかけた時にどうすればいいかの指針としてこの本で学んだことが役に立つだろう。

自分のような雰囲気で RDB を設計したり SQL クエリを書いている自覚のある人は読んでみることをおすすめしたい。